不眠症の原因 生理学的不眠(夜勤仕事などによる生活リズムが不規則(環境)なことによる不眠)

●生理学的不眠(physiologic)時差ボケ、交代勤務、短期入院など
・夜勤仕事などによる生活リズムが不規則(環境)なことによる不眠

時差ボケ

就寝・起床時間を日頃からしっかり守っている真面目な人程なりやすい時差ボケ。医学的には「時差症候群」という睡眠障害です。

人間の体は、体内時計の24時間で睡眠と覚醒を繰り返しています。そのため、飛行機に乗ってどこか外国に行くと、現地時間と体内時計のズレが生じて時差ボケになり、眠たい時には朝で、目が冴えている時には夜、というなんとも辛い状態になってしまいます。

しかし時差ボケは文明病とも言われ、短時間で移動できる飛行機でなければ時差ボケにはなりません。船の移動だとゆっくりと日にちをかけて移動するため、体内時計が徐々に環境に適応して行くからです。

交代勤務

通常、人間の身体は太陽が出ている日中に活動し、日が沈んで夜になったら眠るようにできています。それを調整しているのが体内時計ですが、これを無視した働き方をすると、当然身体に変調をきたします。

医療従事者や24時間稼働の工場やコンビニで交代勤務をしている人は、体内時計の乱れから、眠りたい時に眠れず、起きなければならない時に目が覚めないという睡眠障害が起こります。

交代勤務でも夜間だけと時間が決まっていれば徐々に慣れて行きますが、日勤と夜勤を不規則に交互に繰り返していると、体内時計は睡眠・覚醒の調整をすることが出来ず、慢性的な不眠や自律神経の乱れを招きます。

短期入院

短期入院における不眠は、入院する前の生活リズムとの違いから起こります。早めの起床時間と就寝時間、他の患者への気遣い、病院特有の騒音、それらは普段の生活からかけ離れているため、患者にとって熟睡できる環境ではありません。

また療養という観点から、ベッドや病室から離れる事を規制されるため、眠るために必要な運動量が得られないのも不眠の一因です。また逆に、短期入院にようやく慣れた頃に退院し、以前の生活に戻る時に不眠を覚える人もいます。

管理人も以前夜勤の仕事をしていたことがあり、普通の朝起きて夜寝る仕事に転職した時はかなり体調の調整に苦労しました。元々不眠症を持っていたせいもあり薬を飲んでもなかなか眠ることができずに、朝起きることにとても苦労しました。