不眠症に効果的と言われているビタミンB1,B6,B12の紹介

睡眠との関係

ビタミンB1、B6、B12を含むB群は単体ではあまり効果のない栄養素ですが、相互に作用し合う事によって大きな力を発揮します。B群は全部で8つの種類がありますが、中でもB1、B6、B12は心身の疲労を回復させて精神の安定を保つ作用があり、不眠を解消するものとして注目されています。

効果・効能

ビタミンB群は代謝を活発にし、エネルギーを作り出す事に効果を発揮します。ビタミンB群を効率よく摂れていれば疲労が蓄積しにくく免疫力を高めます。皮膚や体内の老廃物の代謝を助け、美容やダイエットにも優れています。

またビタミンB1、B6、B12は心を作る栄養素とも言われ、不安や抑うつ気分を抑えてくれるのです。ビタミンB1は、炭水化物や糖質を分解しエネルギーに変える働きがあります。脳のエネルギー源であるブドウ糖の生成を助ける事でストレスを緩和し精神の安定を保ちます。また自律神経などの神経機能を正常に保つ働きがあります。

ビタミンB6は、体外から摂り入れたトリプトファンと合成し、精神の安定に欠かす事の出来ない神経伝達物質セロトニンを作り出します。安眠を促すメラトニンを分泌させるために必要で、質の良い眠りを得るために欠かす事の出来ないビタミンです。

ビタミンB12は、同じB群の仲間の葉酸と作用し、中枢神経の成長と維持に重要な役割を持ちます。神経細胞内の核酸やタンパク質の合成と修復を行う事により精神の安定を保ちます。また体内時計の調整をする働きもあるので、リズム睡眠障害型の不眠症に効果があるとされています。

摂取できる食品

ビタミンB群は食事から摂取できますが、水溶性のビタミンであるため体内に長く溜めておく事はできません。毎日食べる事が理想です。

B1は、豚のヒレ肉・ウナギ・玄米に多く含まれています。豚のヒレ肉はトンカツに、ウナギは蒲焼きにして食べると美味しいですね。玄米は固く炊き方も難しいですが、発芽玄米にすると白米と同じように炊けてふっくらやわらかく食べられます。肉類などの食材を毎日摂るのは難しいですが、三食の白米を発芽玄米に変える事で無理なく食べる事ができると思います。

B6は、アジ・サバ・サンマなどの青魚に多く含まれています。B6に作用するビタミンはB2で、青魚には両方が含まれているので効率よく摂れます。煮魚や焼き魚にしたり、フライや酢漬けにしても美味しく食べられますね。

B12は、シジミ・アサリなどの貝類、肉類のレバーに多く含まれています。シジミは味噌汁や佃煮に。アサリは身がふっくらしているので酒蒸しにしたりパスタの具材入れても美味しいですね。レバーは独特の臭みと食感が苦手な人が多いようですが、血抜きと下ごしらえをしっかりすれば、さほど臭みは気にならなくなります。貧血予防にもなるので積極的に摂りたい食材ですね。

副作用

ビタミンB群は水溶性の栄養素であるため体内に蓄積されにくく毎日摂る事が理想的とされています。しかし毎日食材からB群を摂り続ける事は難しく、手軽さを求めてサプリメントを利用する人が多いようです。

ビタミンB群は単体では効果がないので複合体で販売される事が多いですが、そのため副作用が出やすいサプリメントであると言われています。

適量を飲めば美容やダイエット、精神安定、不眠に効果があり素晴らしいサプリメントですが、過度に摂取すると思わぬ副作用を引き起こします。また長期に渡って服用を続ける場合は定期的に検査を受けて医師の指示を仰ぎましょう。