消化器系のトラブルから不眠になる可能性も

不眠症と消化器系の関わりはピンとこないかもしれません。ところが痛みが生じることから眠れなくなってしまうこともあるのです。ここでは2つの消化器系疾患からくる不眠をご紹介します。

十二指腸潰瘍から不眠に!?

十二指腸潰瘍はストレスで胃酸が多くなるとかピロリ菌を原因としてなる病気です。一見すると不眠症とは全く関係ないように思えますが、早朝疼痛と言って朝になると痛みがあるので眠っても早く目が覚めてしまいます。

不眠症での早期覚醒と同じタイミングになるため間違えやすいところですね。

検査をしないと十二指腸潰瘍かどうかが判断できないので、胃カメラなどの検査を医療機関で受けましょう。もし、ピロリ菌が見つかったり、潰瘍が発見されたら、そのまま治療をすることが出来ます。基本的には投薬で緩和しますが、日常生活でも脂質やタンパク質の多い食事、刺激物を避けたり上手にストレス解消することで治療期間が短くなるでしょう。

逆流性食道炎からの不眠も

逆流性食道炎は最近患者さんが多くなっている病気です。胃の入り口が緩むことで胃酸が食道に上がることから、気持ち悪くなるとか胸焼けを起こしてしまいます。食後すぐに横になると胃酸が逆流しやすくなっています。

そのため夕食時間が遅く、その後すぐに眠るサイクルの方は逆流性食道炎の胸痛で眠れない状態が起こりやすいですね。夕食の量が多くても胃の中がいっぱいになって入り口が緩む減少が出ますので、夕食は少なめにして食べたら3時間程度は起きているのが理想的です。

投薬での治療をするのが最も早く効果が出ますし、同時進行で生活習慣の改善をすると良いでしょう。脂っこい食事は控えめにして適量の食事に変更します。特に寝る前は消化の良いものを選んで食べる様に心がけて下さい。

ストレス解消も大切なので、投薬の他にご自分で出来る事を多くすると、早期に逆流性食道炎を治して不眠を解消していけます。食事の後に上半身を前に倒したとき、逆流するような気持ち悪さがあれば病院で検査を受けてみましょう。

私も一時期逆流性食道炎で苦しんでいた時期があり、夜の食事の時間が遅く寝苦しいことがずっと続いた時期があり、その時は薬を飲んで緩和させました。結局、食事の時間を早めるようになってからドンドン緩和され、今は全く症状が出ていない状態です。