周期性四肢運動障害でも眠れなくなる?

むずむず足症候群と似ている疾患に周期性四肢運動障害というものがあります。これも不眠の原因になる事がありますのでご紹介しましょう。

周期性四肢運動障害って何?

周期性四肢運動障害というのは、就寝中に足の筋肉が痙攣したり、足で蹴るような動きが出るものです。比較的年齢の高い方に起こりやすく、中年以降の患者さんが多いですね。歩くことに問題が起こるわけではありませんが、足がビクビクと動くことで眠れない状態に陥ってしまいますね。

痙攣は30秒程度の間隔で起こるので、痙攣しない間に寝ておこうと言うのも難しくなります。本人が寝ているつもりでも、実は足がビクッと動くことで一瞬目が覚めた状態になっています。もし熟睡感がなく不眠症かな?と思ったときには、この検査も合わせて受けた方が良いケースもあります。

虫が這うように感じる症状もあり、これがむずむず足症候群と間違えやすいところで、病院の検査によってどちらの病気なのか診断してもらうことになります。

何が原因なのか?治るの?

ハッキリと原因が分かっていないのですが、傾向として考えられるのが慢性腎不全や肝不全、貧血、妊娠している状態の方が周期性四肢運動障害になっています。また、睡眠薬の投薬を受けていた人が減薬する中で薬物離脱の状態を起こすと、足の筋肉が痙攣しやすくなります。薬物離脱とは急に薬の効果が減ることで出る禁断症状のようなものです。

抗うつ剤の中には副作用の様な形で、周期性四肢運動障害を起こすものがありますので、医師と充分に相談するようにして下さい。他の疾患などが重ならないで起こる周期性四肢運動障害であれば、恐らくドーパミンの神経伝達に問題が出ているのではないかと発表されていますね。

他の疾患があれば治療を並行することで緩和していけますし、単独で起こっている周期性四肢運動障害は投薬で緩和されるケースも多いです。こういった疾患の場合はセルフケアが難しいので、専門医の治療を受けることになります。症状の緩和と共に不眠症の解消を目指していけますよ。