脳へのアロマの作用を考えてみましょう。実はこんな働きがあります。

不眠症の緩和にオススメされるアロマセラピーですが、実際にはどんな作用があって効果を発揮しているのでしょうか?アロマ精油の香りを脳の関わりから見ていきましょう。

アロマは脳にどんな作用をしているの?

アロマ精油は良い香りだからリラックスできると言うだけではありません。私たちの脳の中で作用を起こしながら、リラックスや生活の中の不快感を緩和してくれるのです。

では、就寝前にアロマを使うことでどんな変化が起こっているのでしょう?入眠前にアロマを使って影響を受ける脳のパーツは以下の2か所です。

(1)大脳辺縁系の情動中枢
(2)視床下部の自律神経

自律神経は、交感神経と副交感神経のバランスに関わるので分かりやすい場所です。大脳辺縁系の情動中枢は、刺激を受けると活性化してしまうので、アロマで鎮静させると眠りやすくなります。そこで寝る前のリラックスアロマでは、情動中枢を鎮めることと、副交感神経を優位にさせることが中心になるのです。

寝てしまってからも効き目がある

アロマでリラックス出来れば、眠ることが出来ます。寝てしまえば香りがあることを意識することはありませんね。そんなときでもアロマの効果が残っていることがわかりました。

情動中枢に対しての鎮静作用は徐々に治まっていくのですが、副交感神経が優位な状態は持続するので、睡眠の質も良くなるでしょう。

起床時にはアロマの効果は薄らぎますので、寝る前に嗅いだアロマの効果で起きにくいと言うことはありません。

ただし、アロマディフューザーで長時間アロマの香りを漂わせることが出来る場合は、朝になってもリラックスしたままの状態になるケースがあります。起床しにくい状態は作りたくありませんので、タイマー付きのディフューザーを使うか、寝るときにはスイッチを切ってしまったほうが良いでしょう。

就寝時と起床時のコンディションを切り替えないと、次の日のパフォーマンスを低下させる恐れがあります。